白色申告に使える無料ソフトは?やよい・表計算・OpenTaxの選び方
適用対象: 2026-10-02
白色申告を無料で進めたいなら、記帳から申告まで対応する「やよいの白色申告 オンライン」のフリープランが有力な候補です。
取引が少なく、自分で集計を確かめられるなら、表計算で帳簿を付けて国税庁の確定申告書等作成コーナーへ数字を入力する方法もあります。
選ぶときは、日々の帳簿、収支内訳書、所得税申告書のどこまでをその道具で作れるかを見てください。
白色申告ならやよいの無料プランが候補
図の内容をテキストで読む
- やよいの白色申告 オンライン・フリー:費用の考え方:継続無料。申告までに必要な作業:自分で入力内容を確認し、公式手順で提出
- 表計算+国税庁の作成コーナー:費用の考え方:手持ちの表計算の契約費は別、作成コーナーは無料。申告までに必要な作業:集計・決算整理・転記・提出を自分で行う
- OpenTax+別の申告手段:費用の考え方:ソフト本体無料、保存先・AI費用は別の場合あり。申告までに必要な作業:白色用の収支内訳書や申告書は別途作成する前提
- 本文の表・具体例から要点を抜粋。詳しい条件は本文で確認できます。
やよいの白色申告 オンラインのフリープランは、初年度だけの割引ではなく、継続して利用料が無料のプランです。
有料プランとの主な違いはサポートで、フリーでも記帳や申告などの製品機能を利用できます。
電話・メール・チャットで操作を質問したい場合には、有料プランを検討しましょう。
| 方法 | 費用の考え方 | 得意なこと | 申告までに必要な作業 |
|---|---|---|---|
| やよいの白色申告 オンライン・フリー | 継続無料 | 白色申告の帳簿・収支内訳書・申告書を一つのサービスで扱う | 自分で入力内容を確認し、公式手順で提出 |
| 表計算+国税庁の作成コーナー | 手持ちの表計算の契約費は別、作成コーナーは無料 | 少量の取引を自分の表で管理 | 集計・決算整理・転記・提出を自分で行う |
| OpenTax+別の申告手段 | ソフト本体無料、保存先・AI費用は別の場合あり | 帳簿・請求書・証憑・固定資産を管理 | 白色用の収支内訳書や申告書は別途作成する前提 |
※料金・機能は2026年10月3日確認。
OpenTaxの現行資料では白色申告用の収支内訳書出力を確認できないため、白色の申告書まで一つで済ませる候補としては扱っていません。
ほかの候補も含めた費用の違いは、個人事業主向け無料会計ソフトの比較で確認できます。
無料でも帳簿と領収書は残す
白色申告でも、事業の売上や経費の記帳と、帳簿・請求書・領収書などの保存が必要です。
日々の合計をまとめて記帳できる場合はありますが、年末に通帳の残高だけを見ればよいわけではありません。
| 残すもの | 日々に記録すること | 年末に見直すこと |
|---|---|---|
| 売上 | 取引日、相手、内容、金額 | まだ入金されていない売上 |
| 経費 | 支払先、用途、費目、金額 | 私用分、前払、未払 |
| 資産・在庫 | 取得日、使い始めた日、数量 | 減価償却や年末の棚卸 |
| 領収書・請求書 | 帳簿と結び付く資料番号 | 記録から元資料を探せるか |
たとえば12月に完了した仕事の代金が翌年1月に入る場合は、年をまたぐ売上の確認が必要です。
白色の簡易な記帳方法を使う場合にも、年末の売掛金などを確認するための資料を残しておきましょう。
表計算なら経費の区分と転記を自分で行う
表計算を使う場合は、費目別の集計や私用分の区分を自分で整え、収支内訳書へ数字を移します。
たとえば、サービス売上12,000円、仕事用の文具1,500円、通信費4,000円があるとします。
通信費のうち事業で使う割合が利用実態に基づいて50%と説明できるなら、事業分は2,000円です。
この三件では売上12,000円、経費3,500円、差額8,500円となります。
通信費の全額を足すと経費を2,000円多く計上してしまうため、請求額と経費にする額を分けて記録します。
50%は説明用の仮定で、実際には自分の使い方に合った割合と根拠が必要です。
収支内訳書を作った後は、給与などほかの所得や所得控除を含めて、所得税申告書を作成します。
翌年も帳簿を読めるように保存する
国税庁の白色申告の案内では、収入・経費を記載する法定帳簿は7年、任意帳簿や請求書・領収書などは原則5年の保存が必要です。
ほかの税の制度によって保存要件が変わることもあるので、自分に適用される条件を確認してください。
表計算なら、数式の入った原本、年末の集計表、申告に使った確定版を区別して残します。
Webサービスの場合も、契約や端末を変える前に、出力した帳簿が開くか、領収書への参照が失われないかを確認しましょう。
記帳や請求書もまとめたいならOpenTaxも
白色の申告書まで一つで済ませるなら、やよいのフリープランが目的に合います。
申告書は国税庁で作り、日々の記帳や請求書の発行をまとめたい人にはOpenTaxも候補です。
ソフト本体の利用料が無料で、帳簿と請求書、領収書などの証憑を一緒に管理できます。
ChatGPTやClaudeに明細や領収書を読み取って記帳してもらい、人が仕訳の内容を確認して確定します。
※開発者プレビュー版で、保存先や連携するAIサービスの料金がかかる場合があります。

参考資料・出典
2026年10月3日確認。
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