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比較と選び方

副業の会計ソフトは無料で足りる?取引が少ない人の選び方

適用対象: 2026-10-02

副業の記帳は、無料ソフトや表計算で足りる場合があります。

白色申告なら継続無料の専用サービスが候補になり、複式簿記で管理したいなら無料の会計ソフトも選べます。

ただし、件数が少なくても未入金や私用分の区分が必要なので、料金に加えて「毎月きちんと確認できるか」で選ぶのが大切です。

この記事は副業として事業を営む個人事業主向けで、副業という呼び名だけから事業所得・雑所得の区分や申告の要否を決めるものではありません。

取引件数より管理する内容を見てみる

副業は件数より取引の中身で選ぶ。詳しい内容は直後のテキストと本文に記載。
副業は件数より取引の中身で選ぶ。本文の表・具体例から要点を抜粋。詳しい条件は本文で確認できます。
図の内容をテキストで読む
  • 翌月払いの報酬:管理しておきたいこと:売上と未入金の金額。帳簿に必要な処理:請求と入金を対応させる
  • 自宅の通信費など:管理しておきたいこと:事業で使う割合とその根拠。帳簿に必要な処理:按分後の金額を確認する
  • 源泉徴収や手数料がある入金:管理しておきたいこと:請求額と入金額の差。帳簿に必要な処理:売上を手取り額だけで記録しない
  • 本文の表・具体例から要点を抜粋。詳しい条件は本文で確認できます。

一か月に売上の請求が2件、経費が8件、入金が2件、カード引落が1件ある例を考えてみましょう。

資料は少なく見えますが、請求と入金、カードの購入と引落はそれぞれつながっています。

請求時と入金時に同じ売上を二度計上したり、購入と引落を二重に経費へ入れたりすると、利益が合わなくなります。

銀行明細の行数だけでは、必要な記帳件数や手間は判断できません。

取引件数より管理する内容を見てみる
副業でよくある取引管理しておきたいこと帳簿に必要な処理
翌月払いの報酬売上と未入金の金額請求と入金を対応させる
個人カードで買った仕事用の物事業分と私用分私用分を経費から外す
自宅の通信費など事業で使う割合とその根拠按分後の金額を確認する
仕事用パソコンの購入資産として扱うか、償却が必要か取得額と経費に入る額を分ける
源泉徴収や手数料がある入金請求額と入金額の差売上を手取り額だけで記録しない

無料で続けられる方法を比較する

「無料」には、継続して無料のサービス、期限付きの試用、ソフト本体が無料のものがあります。

無料で続けられる方法を比較する
方法向いている使い方費用・申告で確認すること
表計算少量の取引を自分の表で整理する表計算自体の費用、数式の検算、申告への転記
やよいの白色申告 オンライン・フリー白色申告の帳簿から申告書まで進める継続無料、電話・メール・チャットの操作サポートなし
有料会計サービスの無料体験銀行連携や申告画面が使いやすいか試す体験終了後の料金と、未契約時の制限
GnuCashPCで複式簿記を付けるソフト本体無料、日本の申告書は別途作成
OpenTaxWeb画面とAIを使って事業の帳簿を管理するソフト本体無料、外部費用と対応する所得の範囲

※2026年10月3日確認。

白色申告で、申告書まで同じサービスで作りたいなら、やよいのフリープランから試すと目的に合っています。

一方、すでに表計算で残高や経費を確認できているなら、取引が少ないうちに無理に移る必要はありません。

「年間何件まで無料」といった条件は、利用するサービスや契約状態で異なるため、古い比較記事の件数だけで決めないようにしましょう。

候補を広く見たい人は、個人事業主向け無料会計ソフトの比較も参考にしてください。

無料で足りるかは入力後の確認で決まる

請求と入金、経費と私用分を分けて記録し、残高を照合できているなら、無料の方法でも続けられます。

反対に、明細の手入力に時間がかかったり、修正のたびに集計が合わなくなったりするなら、取込や履歴のあるソフトへ移る理由になります。

銀行連携やAIで入力を減らす場合も、科目や私用分を確認する作業は残ります。

入力の速さだけでなく、月末の確認までかかる時間で比べると、自分に合う方法を選びやすくなります。

給与と事業の両方がある人は、事業の利益を出した後で給与などを含む申告書を作るため、その工程をどこで行うかも決めておきます。

また、国税庁は事業所得等を生ずる業務を行う人について、申告不要でも記帳・保存が必要と案内しています。

今の表計算から移る場合は、Excelから会計ソフトへ移る手順のように、開始残高や未入金を整理してから引き継ぎましょう。

入力の手間も減らしたいならOpenTaxも

副業のソフト代を増やさず、仕事の後の手入力を減らしたいならOpenTaxも候補です。

ソフト本体の利用料が無料で、事業の帳簿に加え、請求書や領収書もまとめて管理できます。

ChatGPTやClaudeが明細を読み取ってOpenTaxへ記帳し、人が確認待ちの仕訳を確かめて確定する流れです。

現行版は個人事業主の事業所得を対象とするため、給与や雑所得との合算は国税庁などの別の手段で行います。

※開発者プレビュー版で、保存先や連携するAIサービスの料金がかかる場合があります。

AIに銀行明細の登録を頼むと、37件の仕訳が確認待ちとして並ぶOpenTax公式LPのデモ画面
OpenTax公式LPの銀行明細デモ。AIが登録した仕訳を「確認待ち」画面で確かめます(取引・金額は説明用)。 画像を選ぶと拡大できます。

参考資料・出典

2026年10月3日確認。

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