Mac・Linuxで使える無料会計ソフトは?OSと申告方法で選ぶ
適用対象: 2026-10-02
LinuxでPC内に帳簿を保存したいならGnuCash、Macで白色申告まで無料で進めたいなら、やよいの白色申告 オンラインが候補です。
ブラウザで使う無料の会計ソフトには、OpenTaxのように自分で利用環境を用意する方法もあります。
ただし、画面が開くこと、公式の対応環境であること、日本の申告までできることは、それぞれ確認が必要です。
MacとLinuxで候補を分ける
図の内容をテキストで読む
- GnuCash:Mac・Linuxでの使い方:macOS・Linux向けの公式配布あり。日本の申告:帳簿を集計し、申告書は別途作成
- やよいの白色申告 オンライン:Mac・Linuxでの使い方:Macは公式対象、Linuxは要件表に記載なし。日本の申告:白色の申告書作成・e-Taxに対応
- OpenTax:Mac・Linuxでの使い方:Web画面を使う、自分の利用環境で確認。日本の申告:個人事業所得の記帳と一部のe-Tax用ファイル出力
- 本文の候補から抜粋。Linuxの「記載なし」は利用不可という意味ではありません。
まず、自分のOSで公式に案内されている候補から見てみましょう。
| 候補 | Mac・Linuxでの使い方 | 無料の範囲 | 日本の申告 |
|---|---|---|---|
| GnuCash | macOS・Linux向けの公式配布あり | ソフト本体無料 | 帳簿を集計し、申告書は別途作成 |
| やよいの白色申告 オンライン | Macは公式対象、Linuxは要件表に記載なし | フリープランは継続無料 | 白色の申告書作成・e-Taxに対応 |
| やよいの青色申告 オンライン | Macは公式対象、Linuxは要件表に記載なし | セルフは条件付きで初年度0円 | 青色の申告書作成・e-Taxに対応 |
| OpenTax | Web画面を使う、自分の利用環境で確認 | ソフト本体無料、外部費用は別の場合あり | 個人事業所得の記帳と一部のe-Tax用ファイル出力 |
| Frappe Books | 現行の公式案内はセルフホストのWeb型 | ソフト本体無料、運用費は別 | 日本の申告帳票への対応は未確認 |
※2026年10月3日に公式の案内を確認して比較しており、各OSでの実機検証は行っていません。
GnuCashの公式配布では、Mac向けにApple Silicon用とIntel用が分かれています。
現在案内されている5.17では、Apple Silicon用はmacOS 11以降、Intel用は10.13以降なので、自分のCPUとOSに合う配布を選びます。
弥生オンラインのMac要件は最新から3世代のmacOSで、Chrome・Firefox・Edge・Safariが案内されています。
Safariには表示や操作の不具合に関する注意があるため、公式はChromeかFirefoxの利用を勧めています。
青色セルフの初年度無料には決済登録などの条件があり、終了後は年11,800円・税抜です。
費用を含めて絞り込みたい場合は、無料会計ソフトの全体比較も確認しましょう。
Frappe Booksの古い紹介記事には注意
Frappe Booksの現行公式サイトは、自分のサーバーに導入してブラウザで使う形を案内しています。
旧デスクトップアプリはサポート終了と明記されているため、現在も更新される無料デスクトップソフトとしては紹介できません。
検討する場合は、Frappe Booksの現行版と日本で使う際の確認点も見てください。
無料ソフトでも申告用の環境は別に確認する
GnuCashは複式帳簿とレポートに使い、日本の所得税申告書は国税庁などで作成します。
また、会計ソフトの推奨環境と、e-Taxの本人確認・送信に使う推奨環境が同じとは限りません。
Linuxで日々の記帳をする場合も、申告に使う端末と認証方法はe-Taxの公式案内で先に確認しましょう。
通信とデータの保存先で選ぶ
外出先や通信がない場所でも帳簿を付けたいなら、PC内のファイルを使うGnuCashが比較しやすい候補です。
デスクトップ型でも、更新や外部連携、申告の送信には通信が必要になる場合があります。
やよいオンラインは提供会社のサービスへ接続して使います。
OpenTaxの現行構成は、Firebaseの認証・データベース・ファイル保存を使うWebアプリです。
認証や帳簿・証憑の保存先はFirebaseになるため、通信と保存先の費用を含めて選びます。
自分の環境で動かす方式は、会計ソフトのセルフホストについてで保存先や更新の考え方を確認できます。
ブラウザでAIと記帳したいならOpenTaxも
PC内で完結する記帳より、ブラウザと普段のAIを使う方法を選びたい人にはOpenTaxも候補です。
ソフト本体の利用料は無料で、Web画面から帳簿や請求書を扱い、領収書などの証憑も保管できます。
ChatGPTやClaudeが明細を読み取って記帳し、人が画面で仕訳を確認して確定します。
Mac・Linux共通の正式対応OS一覧は確認できていないため、利用するブラウザでの動作確認が必要です。
※個人事業所得向けの開発者プレビュー版で、保存先や連携するAIサービスの料金がかかる場合があります。

参考資料・出典
2026年10月3日確認。
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